1959-12-22 第33回国会 衆議院 本会議 第23号
私ども社会クラブは、議長試案が示された際に見解を明らかにいたしたごとく、今回の暴力によるデモ隊の国会乱入事件の跡始末については、在任中にかかる不祥事態を引き起こした議長は、国民の国会を預かる最高の責任者として、まず、みずからその政治的責任を明らかにし、しかる後に、必然的に事件当事者もみずからの政治的責任をとるとによって、初めて民主政治下における議会の責任体制は確立され、国民また、このことによって事件
私ども社会クラブは、議長試案が示された際に見解を明らかにいたしたごとく、今回の暴力によるデモ隊の国会乱入事件の跡始末については、在任中にかかる不祥事態を引き起こした議長は、国民の国会を預かる最高の責任者として、まず、みずからその政治的責任を明らかにし、しかる後に、必然的に事件当事者もみずからの政治的責任をとるとによって、初めて民主政治下における議会の責任体制は確立され、国民また、このことによって事件
(拍手)私ども社会クラブは、このような藤山外務大臣に、目下交渉中といわれる日米安保条約の改定問題をも含め、あらゆる外交案件をゆだねることは、わが国家、国民の将来を誤るおそれのあることを、国民とともにますます深く感じた次第であるのであります。(拍手) よって、われわれは、藤山外務大臣の不信任案に賛成をいたしまして、諸君の同意を得たいと思うのであります。(拍手)
私ども社会クラブが政府提出の補正予算三案に反対せざるを得ない理由は、第一に、同じように財政支出を伴う南ベトナム賠償支払いについての政府の答弁が今日のようにあいまいである以上は、同じ本年度の歳入財源に依拠している災害予算案を軽々しく承認することは不可能なのであります。これは安保改定中間報告や、戦闘機の機種決定についての政府の答弁についても同様であります。
(拍手) 今回の補正歳出のもう一つの柱となっておりまするものは石炭離職者対策費でありまするが、これも、同じような政治的理由のもとに、全く無力な対策だけが打ち出される結果となったのでありまして、私ども社会クラブは、保守政治のもとにゆがめられた今次補正予算案に反対をいたしまして、お手元に配付いたしておりまするような、わがクラブの組みかえ案によりまして、そこから捻出されております財源をもって、そして、その